娘フロ。ってハロプロのアルバムじゃないんですかぁー?

祝@社長就任なんて書くほど島さんのことは知らないのですが、海原さんと山岡さんの和解にはおおーと思ったローウィルです。
現在上野の森美術館で開かれている井上雄彦@最後のマンガ展はたとえバガボンドを読んだことがなくとも見に行く価値あり、期間中もう一度見に行きたいと思っています。
かなり信頼を置いている友人に今期のアニメは力作揃いと聞いてレコをフル回転、随時消化していった結果今も見続けているのは図書館戦争ドルアーガの塔、そしてマクロスFです。


図書館戦争は同名の小説をアニメ化しているのですが、1話20数分でしっかりと起承転結をつける構成が素晴らしく、制作がPRODUCTION I.Gということで動画も安定した出来映えです。
小説を読んでいる手前大まかな流れなどはもちろん知っているわけですが、アニメ化にあたりデフォルメされる容姿などがシリアスになりがちなベースを柔らかくして、アニメでしかなし得ないエンターテイメント性に則った上で骨のあるストーリーも楽しめる作品になっていると思います。


ドルアーガの塔ファミコン世代必見、ツボを押さえた作りになっていてGONZOらしさも生かされています。
ストーリー的にはかなり変化球が織り交ぜてあるのですがゲームからスピンオフしたアニメという意味ではとても良く出来た構成になっていると思います。
オープニングもとても凝った作りになっていて、毎回飛ばすこと無く最初から見たい傑作です。


マクロスFマクロスシリーズの最新作、過去の作品の世界観を継承、発展させる手法でオマージュ的演出も数多く見られます。
色んな要素を盛り込んでいる為作品のカラーはちょっとぼんやりしているのですが、それを気にしなければ楽しく見れる作品だと思います。
注目はやはり菅野よう子さんがこれでもかと手がけるサウンドトラックならびに劇中のアイドルソング、先頃全24曲中半分近くをボーカル曲が占めるOSTアルバムがリリースされましたが、何も知らなくても楽しめる超豪華な1枚になっています。
その楽曲を余すところ無く生かし、節目の回では本編の最後がエンディングに続く構成など、とても凝った部分も含めて沢山の人に見てもらいたい作品です。

マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。

マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。