MARIACIDA CUP(その3)

melon_kinenbi2007-06-07

開会して間もなく、Aブロックにはカレッツァがスクールで教えている子供達のチームが参加している事を知りました。
正直言うとその時内輪的な馴れ合いを感じましたし、ゴレイロに小島さんが入っているのを見てどんだけーと思いました。


しかし試合が進むにつれて彼女達に余計な気遣いは無用、むしろそういった偏見の目を持って見てしまった自分が恥ずかしくなりました。
彼女達は勝ちたいという気持ちをこれでもかと見せながら、他のチームと堂々と渡り合ったのです。


正直言えばシリアスなゲームの続く大会では彼女達くらいの年齢のチームにほのぼのとしたものを見せてもらいたいといった気持ちもあるのですが、小島くるみ率いるカレッツァ直系のJr.チームとして彼女達は多いにアリな存在だと再認識しましたし、この大会では幾度も会場を沸かせたのでした。


今大会のMVPはカレッツァ小島くるみ、MIPはファンタジスタのかりんでしたが、両者はある意味対照的でした。2チーム掛け持ちでもハッスル全開な小島くるみに対し、悲壮感さえ漂わせて人柱になっているかりん・・・まぁそこには性格的なモノもあるとは思うのですが、小島さんのプレーを可能にしたのは選手層の厚さに他なりません。


2チーム掛け持ち(しかも同ブロック)で片方はゴレイロ出づっぱりのくるみさんは当然カレッツァの方はスタメンを外れ、多分どの試合も半分出ているかどうかでしょう。
それでもチームは揺るがず、どのセットでも得点を上げ、どのチームよりも早いパス回しを見せ、スフィア開幕戦の優勝及び準優勝チームを0封し優勝したのです。


ミュージカル明けで存在感を見せた太田さんや前線で活躍した長谷川さん、井本さんなどはもちろんですが、やはり今年に入って加入した3人はそれぞれが強力な武器を持っていてカレッツァをかなり高く底上げしています。
吉野ももみさんはバランサーの印象で基本その印象自体は変わっていないのですが、その対応出来る幅がとても広いことを実感、相手から見て一番嫌なタイプの選手は彼女だと思います。
橋爪ヨウコさんはスフィア開幕戦ではちょっと動きが重く、カレッツァ自体にもフィットしていない印象だったのですが今大会ではそれらも解消され、プレー自体の精度も上がっていたと思います。


そしてLLMこと南まりかさん、個人的には彼女にMIPを上げたい位の活躍でした。
決勝のファンタジスタ戦、左右両足で決めたミドル2本はどちらも浅井の百恵ちゃん級の弾道で、挨拶代わりにはちょっとどぎついシュートx2(笑)、それでいてあんな可愛いとなると各チームのこいつだけはツブすリスト筆頭選手になるのは間違いありません(苦笑)。
実際彼女は色白で華奢、お目々ぱっちり、ほとんどの選手がプレー重視で髪の毛を束ねる中、セミロングの髪の毛をふわっとなびかせてすごいシュート決める訳で、ある意味一番芸能人女子フットサルの象徴的プレーヤーな訳です。


惜しむべくはこのお披露目とも言うべきプレーがスフィア開幕戦ではなくマリアシーダカップで披露された事で、会場を訪れた以外の沢山の人にもこの日の彼女を見てもらいたいと思うのでした。
今プレー集のDVDを出して一番クオリティの高いものを出せるのは間違いなくカレッツァでしょう。
ですので野田社長には奮起してもらってカレッツァのDVDを早く出してもらいたいとお願いしたいのです。