Bグループ

Aグループ以上に台本のないガチンコ勝負だよというのを実感させてくれるブロックでした。
冠スポンサーのチームvs一番人気のチームというカードは主催者側の思惑とは別の意味で大きな盛り上がりを見せた内容だったのです。


チームグッドは一言で表せば面白いチームでした。
お団子頭にしたキャプテンの10番福田さんは高本さんとダブる印象、一部の方にしか判りませんがもっと的確な表現をするならこの前のチャレンジカップに出ていたコギャルチームの小さい子にそっくりなのでした。
彼女がぶかぶかのユニフォーム姿で献身的に動き回る一方で、9番のSalyさんは時間の経過と共にラフプレーが顕著に(笑)、そこら辺のバランスがチームとして何とも絶妙なのです。
ガッタス戦の後半は自滅だった訳ですが、これは監督やコーチの責任大、選手を交代させない為FPの足は止まり、流れを切ることも出来なかったのです。
沢山いる控えのベンチメンバーが全員座り半分くらいは足を組んで見ているグッドと2人しかいない控えが立って見守るガッタスというのはある意味チームの状況を端的に表していたと思います。


チャクチャクはユニフォームだけでなくコーチ*1も一新、この日のゲームを見る限りそれは良い方向に作用していたと思います。
印象的だったのは青木さんと影山さんの前目での奮闘で、この日2人はかなりの時間起用されて頑張っていました。
以前と変わらないのは庄子さん並びに青山さんの後ろ目、特に青山さんは鉄壁の守りで見る人に感動さえ与えていたと思います。
三宅さんは相変わらず絶妙のポジション取りでゴールを死守、彼女と青山さんが機能する限りこのチームからの得点は厳しいと思わされるのでした。


ガッタスは出場選手7人、内訳はFP5人にGK2人という限りなく最少に近い構成で、とりあえずお疲れさまといった感じでした。
興行の意向もあってかBグループの第2、第3ゲームに出場した訳ですがこの人数なら第1、第3ゲームにしてあげるべき、開始6分位までは運動量もあり良いプレーを見せるのですが、その後は終了まで下降線を辿る一方、得点を入れた後などはテンションが上がって盛り返すのですが、逆にその反動でその後は余計に運動量が落ち動きも悪くなるのです。
交代を頻繁に繰り返してゲームを作っていくというサルの醍醐味に無縁な今大会のガッタスにとってこの12分ハーフというゲームはとても厳しいと言わざるを得ません。
これは賭けになるかもしれませんが、決勝では時間を3分づつ区切っていってメンバーを定期的に交代させていくローテを組ませた方がいいかもしれません。
技術的には他チームに劣らないか勝る反面、スタミナを長所に持つメンバーが皆無に近い今のガッタスが決勝を勝ち抜いて行くには思い切った戦略〜例えばFPのローテに辻を
組み込む位の英断も必要なのではと思わされます。

*1:TEAM dream宇津木のお姉さんです