私的iPod事情その1

melon_kinenbi2006-06-06

newモデル購入の際にはケースや液晶保護シール、周辺機器の新調も当たり前と思うほどある意味麻痺している自分ですが、やっとnanoをメインで使う生活が板に付いてきました。
発売直後にAppleストアで購入したもののシャッフルの手軽さに慣れてしまい、自宅並びに屋外での包括的な環境移行がすんなり出来なかったのです。


ご存じない方の為に書くと、現在の液晶を備えたiPodは本体+ヘッドフォン、PCと同期、充電を行う為のコードのセット販売で昔のモデルのようにクレードルなどは付属していません。
クレードルは必ずしも必要はないわけですが、付属していた頃から利用していた者にしてみればそれはもはや必須なアクセサリーの感覚なのです。


ケースなどもそうですが発売直後はこういったモノの販売が間に合わず、上でも書いた通りそれらが揃ってから移行しようというスタンスになっていたのでした。
そんな時に追い打ちを掛けるようにシャッフルの手軽さになじんでいき、気が付くと春先までシャッフルメインの生活が続いたのです。


その時分は3GのHDモデルとシャッフルを併用していたのですが、乱暴に扱えてクレードルを必要としない(USBハブに手軽に挿して終わり)シャッフルはとても便利で、全く使わなくなった3Gモデルは間もなくは手放した位です。


再度ご存じ無い方の為に書くと、シャッフルには液晶画面もありませんしイコライザもありません。あるのは曲の再生にまつわる操作ボタンと背面のシャッフルプレイ+電源オフ兼用スイッチのみ、シャッフルを楽しもうと打ち出されたAD戦略は発売当時から大胆なものだった訳ですが、シャッフルのパッケージングは以前からのiPodユーザにより一層感化をもたらすモノだったのです。


液晶付きiPodの鏡面仕上げな背面に付いていく傷がそうであるように、シャッフルは使っていく内にしっかり打ち出されたエッジが少しずつ欠けて行くのが良い味になっていきます。
綺麗に磨かれたホワイトのプラスチックに擦り傷が付いていくのも含め、それはとても便利で賢いチョークを携帯している感覚で、機能が限定されている故にいつまでも色あせないデバイスであることも愛用出来た理由だったと思います。
噂ではシャッフルはじきにラインナップから外れるとのことなのですが、1GBモデル1種類だけでもいいので末永く継続販売して貰えればと思っています。