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カレッツァとの決勝、優勝を決めるPKはサドンデスに入り、お互いの主力選手は全員蹴り終り、ガッタスのメンバーにも戸惑いの色が見えはじめました。


キャプテンは北澤監督に指示を仰ぎ、誰が蹴る?といったそんな雰囲気の中、一人の白くて細い腕が真っ直ぐに上がったのです。


サポーターの声援を全て受け止め、自身の力に変えた彼女のシュートは見事にゴールネットを揺らし、それは決勝のゴールになりました。


沢山のシュート、沢山の体を張ったディフェンス、沢山の強い思い・・・本当に素晴らしいプレーが今日の駒沢には沢山ありました。


そんな中で自分はみうなのそのハートに最高の栄誉をあげたいと思っています。


今日、間違いなく彼女には勝利の女神が宿り、その瞬間、彼女は誰よりも輝いていたのです。