U-RA-YASU! U-RA-YASU!

昨日はFリーグのゲーム、バルドラール浦安vs湘南ベルマーレの試合を見てきました。
浦安は初めてのホーム戦、さらに言えば一応自分にとっても地元のチームとなるわけで、興奮度が高かったのは否めません。
会場の浦安総合体育館はとても綺麗な施設で、市長の挨拶によれば地元初戦の前日〜つまり土曜にオーロラビジョンがぎりぎり間に合って設置されるという案配、チケット料金が他所に比べて高めなのは仕方ないか・・といった感じでした。

試合の方は逆転に次ぐ逆転の劇的な展開、前半は0-2のビハインドで折り返し、後半2-2と追いついて2-3、3-3の末4-3で勝利という白熱したゲームでした。
浦安にとって前半はほとんどいいところがなく、観客席もサポーター席以外はどんよりと静まり返って最悪の状態だったのですが後半に入ってどんどんヒートアップ、逆転を許したあとの微妙な判定*1で浦安がファールを取られた時点でサポーターがブーイング、選手がこれを煽ることで会場がブーイングの嵐に包まれたのでした。
そこからは一気に浦安モード、同点に追いつき遂には逆転、自分のいた2階自由席もすっかりサポ席に様変わりして、最後は勝利に沸き返ったのでした。

両チームはそのプレーがとても対照的でして、ピヴォ当てにこだわりサルらしい攻めを頑に行う浦安に対し、湘南はロングボールを多用しコートを広く使うサッカースタイルで、その対比は見ていてとても面白いものでした。
前半は運動量に勝る湘南が優勢に試合を進める展開だったのですが、その弊害からか後半は若干元気がなくなりミスを多発、対して浦安は前後半とも同じペースで挑む老獪なイメージで、そこら辺のチーム自体の雰囲気も対照的なのが面白かったです。

この2チームはスフィアリーグに縁の深い人も多く、湘南にはTeam dreamでおなじみの阿久津ゴレイロや野島倫が、浦安には選手として藤井健太や高橋健介が在籍、スーパーバイザーには福永泰が迎えられていています。
どの選手も昨日は活躍を見せ、ゴレイロ以外の３人は得点も決めました。

また浦安のマスコットガール（バルドラガール？）の一人はTeam GOOD(Sunny Side Up)の中野小百合でして、物販からインタビュー、試合後の選手サイン会の付き添いまで活躍されていました。
試合後のサイン会は3人の選手が代表で行う形式だったのですが、奥の方にはスーツで決めた福永さんの姿が見られました。

この日はエキシビジョンが組まれ、浦安の女子チームの対戦相手としてザナドゥが招待され、歌のゲストではポッシボーが3曲ほど披露しました。
ファンタジスタのもっちーコーチも所属する浦安女子相手に0-2のザナドゥは善戦といっていいのかもしれませんが、コートが広くなればなるほどスフィアの子にはいろいろと不利な要素が大きくなることを実感しました。
ポッシボーは初めて生で見ましたが、その立ち振る舞いは既に貫禄十分といった感じです。
ただしお題まで入れて自己紹介などが出来る反面、曲紹介が聞き取りにくいなど経験積みはまだ続いているといた印象です。
あとスフィア関連ではロビーでファンタジスタの戸井田アンナ、かりん、萩原紀子なども見かけました。

純粋にサルの興行として感じたことはやはり関係者が多く、組織として最初からしっかりしたものがあるということです。
そこら辺は浦安で言えば前身であるプレデターでのノウハウなどがあるからだと思うのですが、ファンクラブの作り方などは長期的なビジョンを見据えていてすばらしいと思いましたし、最小限ではあるかもしれませんが出発に際してツボはしっかり押さえていると感じました。

ゲームに関してはタイムアウトが取れることに加えてタイマーを細かく止めて時間をしっかり刻むことが魅力になっていると感じました。
スフィア関連で言えば以前行われたGyaoカップが一番近い形だと思われるのですが、いろいろな形を模索していく中でまたこういった大会も開催してほしいと思った次第です。

改善してほしいのはホームサポーター席、これから徐々にサポーターが増えると思うので、それに合わせて席のキャパを段階的に上げていって欲しいところです。
あと音響面がいまいちなので改善を、男の方のアナウンスはもう少しノリノリな人でもいいかもしれません。

ホームコートのキャパで浦安は一番小さい部類らしいのですが、この日は立ち見も出て1800人弱の人が訪れ、サルを観戦するには丁度いい広さだと思いましたし、出来ることならスフィアの大会でも利用してほしいと思わされました。

結局昨日は気持ちよかったのと連休とで飲みモードに、かなり遅い帰宅になったのですが速攻でファンクラブの入会申し込みを済ませました。
FC自体1年目はダータということもあるのですが、それを多いに活用してホームゲームはなるだけ見にいきたいと思っています。

*1:ロングボールに対する後ろからのヘディングですが本当に微妙でした