こんなに震える興行が他にあるかい?
今日のMVPは優勝チームからと言う事でかりん、MIPは四谷クローバーズの伊藤さんで文句ないでしょう・・・でしょうけど、自分を引きつけて離さなかったのはカレッツァの小島くるみさんです。
黒地に白文字のchakuchaku J.bバナーが貼られ、開会式で岩田ゆりさんへの黙祷が捧げられる中、彼女はキャプテンマーク(アームバンド)の上に喪章をかぶせ、ライオンヘアーで会場に現れました。
今日の彼女の気合いの入り方、この大会を楽しもうとする心意気は誰よりも大きく見え、もしかしたら違うかも知れませんが、それは岩田さんへの彼女なりのリスペクト表現、姿勢に映ったのでした。
彼女は今日1点も取っていないしチームは準決勝敗退、それでも自分にとってのMVPかつMIPは彼女です。
対TEAM dream戦で見せた宇津木選手とのマッチアップは今年度のスフィア名勝負ベスト3に間違いなく入るでしょう。
どちらかがコートから出るともう一人もアウト、入ってくるともうスグに戻って付くフィクソ宇津木vsピヴォ小島のマッチアップは芸能人フットサルの領域を越えていたと思います。
それが芸能人女子フットサルの興行で行われていいのかという向きもあるでしょうが、あそこまでお互いやり合っているのを目の当たりにすれば、その緊迫感伴うエンターテイメント性を感じない人はいないはずです。
最後の気の抜けたような挨拶はご愛敬、彼女にはそのとびきりの笑顔と熱いハートでこれからもスフィアリーグをもっと盛り上げて欲しい・・・と思ったのでした。