模索は続く

melon_kinenbi2006-07-18

既にお台場カップが始まっている訳ですが、遅ればせながらグッドウィルカップ略してGWC決勝大会の感想など書いておきたいと思います。


予選、特に2日目で盛り上がったのを差し引いても、この日は盛り上がりに欠けグダグダな、主催者側にとっては正直なところ喜ばしくない大会内容でした。
理由は様々にあるのですが、何れにせよ今後もこのような興行が続けば芸能人女子フットサルはあっけなく終焉を迎えるだろうとちょっと不安になったのも事実です。


グダグダになった最も大きな理由・・それは主に選手のスタミナ切れからくる体力及び思考能力の低下、それにより引き起こされる単調なプレーの繰り返しです。
連戦になればなるほど、12分ハーフの良い部分はどんどん減っていき、こちらの瞼も重くなるのです。


主催や後援にサッカー協会が付くイベントで果たしてどこまで出来るのかは不明ですが、部分的にそろそろ芸能人女子フットサル専用のルールを導入していくのもアリかと思っています。
それは主にエンターテイメント色を強くしたり、体力的に不利な部分を補うものになるかと思うのですが、サル色を強くする上でも選手の交代を義務付けるのは必須かと思います*1


またプレー自体を評価する演出があっても良いでしょう。
それはウーマンオブザマッチであるとかベスト5的なもので、MVPよりはMIP色の強い選考、閉会式の際にそれらも発表して受賞者に目録授与といった感じです。
このGWC決勝大会はテレビ放送を加味してゴールシーンなどがその場で編集され、モニターでリピート再生されていました。
それが出来るなら予め良いプレーを抜き出しておいて、それらの中から選考>編集>閉会式で受賞に合わせて映像再生といったことも十分可能かと思います。


上で少し触れましたがこの大会は良い部分もあった訳で、そのひとつが映像編集です。
開会式前には編集された予選のハイライトが放送され、各対戦の前にはそのチームの戦いぶりやキャプテンのコメントなどを放送、芸能人というある意味ビジュアルで訴えられる武器を持つ彼女たちにとって、こういったモノを見せるのは絶対プラスになると思うし、こっち方面はいけるところまでガンガン攻めて欲しいと思うのでした*2


GWC自体は今回がまだ第1回な訳で、そこで行われた試みには面白い部分と共にマズイ部分も現れました。
2週のべ3日という興行形態、総当たりの予選、トーナメントの決勝、12分ハーフ+決勝での延長設定、その意欲的な部分は大きく評価したいところです。
若干上辺なモノは感じましたが、CEOはとても前向きな発言をしてくれていましたので、今回の興行を糧に第2回GWCが開催されることを期待、その際にはまた無理して足を運びたいと思います。



*私的大会ベストメンバー*
GK:鈴木 千登世(蹴竹)
FP:斉藤 リコ(四谷)
  阪本 麻美(YJ)
  丸山 葵(ファンタ)
  浅野 麻衣(浅井)
 

*1:登録選手は全員最低2分以上コートに出る等

*2:開会式での各チーム入場の際にはそのチームごとに編集したオリジナルPVを流す等