YJシューターズ

2ndステージも前日まで私的チャイナビのロケで中国に行っていた松原渓が大活躍を見せていたのでした。
ちなみに今大会攻守の両方で光るプレーを見せていたFPは彼女と宇津木さん位だと思います。


ガッタス戦でのサイドを切れ込んでピヴォ松本に出したラストパスのプレー、あのシーンを見て自分はスフィア選抜の得点シーンを思い出しました。
決勝、大差を付けられてまず1点をという中で得たFK、宇津木はボールを持ってサイドを駆け上がり、自分にディフェンスを引きつけてゴール前の松原さんにラストパスを出したのでした。
これは小島さんにもよく見られるサッカー的プレーな訳ですが、ガッタス戦を見ると選抜のゲームを通して松原さんにそのイメージが刷り込まれた気がしてならないのでした。


女子フットサルを見渡した時、経験者だとか助っ人といったキーワードが話題に上る訳ですが、そういった人達について触れる場合スキル的なモノはさておき、小さい頃、若い頃から好きだったというその気持ちこそが大事にされるべきなんじゃないかと松原さんを見て良く思います。
サッカーが好き、サルが好きでたまたま入ったフィールドが芸能人女子フットサルだった・・・それでイイじゃないかと思うのです。


選抜試合後の日記で彼女はスフィア選抜を"代表"と記述、５番のマーキングが入った選抜ユニフォームの画像を載せて、またその代表に選ばれたいと書いていました。
半強制的に女子フットサルに参加させられた人にはなかなか伝わりにくいと思うのですが、スフィアに参加する芸能人全員が彼女のようなビジョンを持ってくれたらこのリーグはどんなに素晴らしいだろうと思うのです。


サルに取り組んで上手くなるとかチームが強くなるという事と芸能の仕事をつなぐモノ・・・それは彼女が持つひたむきさや情熱、チームYJシューターズと同じくらいにサッカー、サル自体を愛している様なのではないかと思っています。