5.23第2回739カップ感想その3

その1で書いた通り、ガッタスの試合に関しては驚くほどに記憶が曖昧です。
興奮の度合いが高すぎてと書いた訳ですがそれは選手ではなくボールを追ってゲームを見てしまうためではと思っている次第です。


そんな中でも強烈に印象に残るメンバーは何人かいました。
まず是永美紀、彼女は決してスタメンで出場することはなく、途中交代での出場がデフォルトになっています。
そんな彼女ですが実況から「どうやら是永選手が・・」という言葉が発せられた瞬間から会場はどよめき、コートに入ると共に凄い歓声、コールが起こるのです。
これはもう明らかに彼女のプレーぶりが認知されていて、彼女が入ると何かをやってくれるという期待感からの盛り上がりでして、その瞬間の会場のボルテージは足を運ばないと決して判りません。


2人目は吉澤キャプテン、以前から感じていた事ですが彼女は決して下を向きません。
どんなに劣勢であっても、どんなに苦しくても、必ず前を見てゲームに望んでいるのです。
彼女がキャプテンであるのは何よりもその魂の部分によるところが大きいことを今回会場で改めて感じました。


この2人に共通しているのは体調が万全ではなかったと言うことで、特に是永さんは試合直前に怪我をしておりプレーのキレ自体はいつもに比べると劣っているように見えました。
しかし2人とも気迫は十二分、誰よりもそれを身体から放出してコート上に立っているのでした。