誰のための

ライブドアの件ですが、特にAMのラジオ局であるとかCXのようなテレビ局というのはその社風や従事する人間に惹かれて沢山の人やモノゴトが集っている訳で、その重みが裁量できない日本の行政は文化に厳しいモノなのだと言うことを改めて示したのだと思います。


今回の事を足がかりとして最終的にフジとライブドアの業務提携が実現、ニッポン放送が元通りフジへ帰属したとしても、踏み台にされたという遺恨は消えることはないでしょう。


ライブドア側にしてみれば元の鞘に収まったのだからイイでしょといった「運用」の考えな訳ですが、クリエイティブの源となる人間側が受けるダメージは思いの外大きいですし、本当にこういった部分から会社自体の求心力もなくなっていくのだと自分は思っています。