オトコ社会

上にも書いたように紳助さんの会見記事を読みました。暴行の理由に関しては彼らしいと納得、ふるった暴力に肯定は出来ませんが、やはり彼を擁護したい気持ちに変わりはないし、世間にも彼を温かく迎え入れて欲しいと思っています。
昨日自分は「口論の部分で彼に負けて傷つけられたプライドによるところが大きいのでは・・・」と書きましたが、ここの部分はちょっとおかしかったです。
言い直させてもらえば、「口論の部分で相譲らず、その結果として暴力を振るわれたという事がプライド的に許せなかった・・・」のだと思うのです。


こういった事が起こってしまうのは芸能界も他の多くに漏れずオトコ社会だからだと思っています。相変わらず欧米に比べて日本は女性の社会的地位が低い訳で、そういった中で女性が自分を誇示するためには、告訴といった手段しか無かったのかもといった事を考えさせられました。
ただ、仮に彼が口頭の注意で終わらせたとして、彼女のその後の上司に対する言動が治るとはとても思えませんし、彼女自身の考えは変わらないでしょう。そして彼女の身の回りには、いつか大きな軋轢が出来ていたのではないかと自分は思っています。


とりあえず、表向きはそうではないかもしれませんが、彼女の会社の中での立場は厳しくなるでしょう。直接の上司や話題に上げられた人達は絶対に彼女の事を良く思いませんし、厄介なヤツといった目で見られるからです。
それもこれも全部オトコ社会の中に彼女が身を置いているからで、そういった部分では彼女にも同情はします。
しかし、これはある意味どこまで行っても交わることなく、オトコとオンナの間に深く刻まれた溝のようなもので、これから先もずっと引き起こされる問題だと思われます。
こういった事に過剰に反応する田嶋なにがしといった女性がいるように、自分もオトコ側の立場から見て反応し、紳助さんに同情するのです・・・。