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ごたごたしている日本のプロ野球界ですが、今回の一件で判ったことはオーナーとして失格の烙印を押されるべき人物が結構いるという事です。
不思議だなぁと思うのはセ・パ両球団共に巨人の利権にあやかりたいという下りで、特に今まで苦汁をなめさせられた（と思っている）パリーグの球団（の経営者）はここに固執しているように思えます。
自分は広島ファンなのですが、例え6球団どうしのままであっても巨人とパリーグの1チームを交換してもらいたい位、巨人という球団に執着はありません。
テレビでの試合放送時間、カバーする視聴地域の広さでもって、巨人というチームは地元にチームを持たない地方の人達をファンにしてきた訳ですが、そういった支持層もいわゆる団塊の世代までが中心で、若い世代は全く違う感覚だと思うのです。
巨人がパリーグに移籍した場合、セの球団は今以上に企業努力をすると思われ、その方が日本の球界自体は活性化されるのではないかと思います。
湯水の如くお金を使っても首位にはなれない部分はもちろんのこと、CMで自らアピールしているようなホームランが沢山見れるというチーム構成、試合のスタイル自体も、まあそういったチームも1球団くらいあったほうが変わっていて面白いかもといった程度で、決して最強だとか、最高でない事は明白、巨人にいる選手に魅力は感じても、チームのプレースタイルには全く魅力を感じない*1というのが現状ではないでしょうか？
実際に球場に足を運ぶと判ることですが、プロ野球の本当に面白い部分というのは選手と選手の間をボールが行き来するシーンであって、一方通行のホームランはかなり特殊なものだと思います。
地元球団を持った札幌が良い例ですが、テレビでしか野球を見たことがない人を除いて、これから先巨人離れは急速に進んでいって、10年後には求心力も無くなっているような気がします。ですからそれまでの間だけでも、経営の苦しいパリーグの為に巨人が役に立つなら移籍してもらえればと思っています*2
