ミニモニ。

melon_kinenbi2004-04-21

自分は今のところミニモニ。だけはCDを持っていません。ミニモニソングの持つ中毒性といったモノは良く判っていますし(実際口ずさみます)、カバーの県庁おぼえちゃいなシリーズとかでさえその方向性は支持します。
ただ、そのCDの音質にどうにも納得がいかないのです。やろうとしていることには大賛成なのですが、出来上がった音源にどうにもショボイ感覚、ダイナミックレンジの中央部分しか使っていない感覚を覚えるのです。
結果として楽曲はこじんまりした感じに思われ、少々イコライザでいじっても改善されない様にガッカリしてしまうのです。
これは別にミニモニ。に限った事ではなく、ベビーフェイスやブラックストリートを聴いた後にハロプロ関連のCDを聴くとそのレンジの違いにかなり凹んでしまいます。
もちろんそういった部分で勝負しているユニットでない事は承知しているのですが、イメチェンを図ったと豪語してオリコンなどでも大きく取り上げられた「CRAZY ABOUT YOU」を聴いて、ミニモニ。はその聴く年齢層を考慮してわざとこんな音に仕上げているのではないかと思い始めたのです。
つんくPの楽曲がR&BではなくR&B”風”と書かれる所以はこのCD音源の仕上げに依る所もあるかと思います。自分がR&Bを好きなのはそのカッコつけな精神面が好きだからでして、上手い下手だとかは別にして、気張っていたり、少し無理していてもカッコつけの精神が感じられれば自分は文句なしに支持したいのです。
ミニモニ。の場合、そのルックスや楽曲自体からカッコつけは感じられません(CRAZY〜ではあえて曲自体をその方向性に持っていったのですが、出来上がった音源はxxxだった訳です)・・・というかそういったコンセプトでは無いわけです。ですから音を仕上げる段階で取り組んでいる大人の本気度を示して欲しいと思っている自分がいるのだと思います。
繰り返し書きますが、自分はミニモニ。のやろうとしている事には賛成です・・・が、その音源を受け入れると自分の中でのこだわりが否定される感覚をおぼえるのです。