僕の私の塊魂

melon_kinenbi2006-01-25

ソフトのふぬけリリース具合も手伝ってニンテンドーのDSに大きく水を空けられた感のあるPSPですが、もちろん良いモノもそれなりにあるわけで、オマエもかと言われるかも知れませんがやはり塊魂はハズせないのです。


焼き直しソフトのリリースが多いPSP界隈ですが、この塊魂は世界観や個々のフィールドなどが上手く作られていて新鮮さを失っていません。
ポップなグラフィック、音楽なのに道ばたに落ちているモノから様々な生き物、果ては建造物まで巻き込んで塊にしていく不条理さは今回も健在です。


クリア条件のレベル設定があるために同じステージを繰り返してなかなか先に進めておらず、松崎しげるさんの唄はまだ当分聴けそうにありません・・・が、全く曇ることもなく半年とか1年かけてエターナルでの制覇を目指したいと思います。


ちなみにこのゲームのあらすじは沢山の動物たちが大津波によって島を失い王子に助けを求めるという設定なのですが、その津波の原因は王様がバカンスで泳ぎに来たせいだというオチはゲームを始めた瞬間に皆さんが気付くことではないかと思います。


ミクロからマクロへ、日常から非日常へという視点のファジーな捉え方において、このゲームは確実に一つの分野を築いており、PSPを持っている人は是非遊んで欲しいと強くお薦めする1本です。


僕の私の塊魂公式サイト http://namco-ch.net/katamari_mi_psp/index.php
ITmedia +D Gamesレビュー http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0509/16/news090.html