なちコン＠松戸（夜）レポート
あなた色プレミアムのレポは後日改めてホームページの方で、ここでは昨日（11日夜公演）のレポを簡単に書きたいと思います。
今朝振り返ってみて思った事ですが、昨日の日記はちょっと間違いで、松戸では1回目の君津とは違う部分で色々な感慨がありました。大まかに言うと彼女のボーカルと自分のコンサートに対する姿勢なのですが、以下（今日中）にひとつずつ少し具体的に書ければと思っています。
＊
正直に書くと彼女のボーカルは微妙に音程を外す感じで*1、あややのような正確さはありません。*2
しかし昨日改めて足を運んで、そういった部分も彼女の歌が皆に伝わる要素になっているような気がしました。昨日の「ひとりぼっち」は特筆すべきパフォーマンスで、特定の部分でハズれる音程がさざ波のように押し寄せる感情の高ぶりに感じられ、声量もあってCD音源よりも遙かに情熱的なバラードになっていたのです。
良く彼女が口にする歌を届けたい、伝えたいという下りですが、表情、歌う姿勢、そしてこのボーカル具合が合わさって、そこにはなっちでしか表現できない世界が作られるのだと改めて思った次第です。
＊
あと自分の側の姿勢ですが、昨日は自然と声が出ました*3。アンコールでは合いの手側の「オイ！」でしたが、自分が入れると周辺の「な〜っち！」コールも太くなるのが判り、そういった部分での熱さのようなものを感じた次第です。
そして皆の行動につられるように「線香花火」や「晴れ 雨 のちスキ」での特徴的なフリを衝動的にコピっていました。偶然にもこの日、彼女はMCでこの事に触れまして、ああっ、こんなところでも繋がっているし、彼女はしっかりと受け止めてくれているんだと思った次第です。
＊
MCトークを総括しますと、昨日はNUNとスポフェス、そして最後に上記の感動話といった感じでした。
NUNはスケジュール的に厳しいようで、歌収録＞衣装のまま車移動＞歌収録（ハロモニ）＞ハロモニ劇場（安倍川もち君）＞ハロモニ司会を・・・といった案配、それぞれにリハがありますし、ハロモニ自体は2週分貯め撮りなのでこれは確かに大変、司会などのクオリティが落ちるのも仕方ないかもしれません。
本人が言うところの変身した姿（衣装）のままでの移動中、隣のあややは睡眠モード、前のごっちんはヘッドホン装着でリスニングモードだったそうで、そういった情景を切り取って話に出来る部分はなっちらしいと思いました。
スポフェスでは主にチーム分けの話題に、3人の分かれ方が去年と同じだそうで*4裕子姉さんはいつかはなっちと一緒のチームにといった発言を、それに対して私は〜？といった圭ちゃんが相手にされずいじめられるパターンが出来上がっていました。
ここの部分のテンション自体はあまり高くありませんで、そこからはスポーツが得意でなく、運動会自体あまりノリ気で無さそうな彼女たちの本音の部分が垣間見えました。(^^;しかしそういった姿を見せてくれることが嬉しいですし、こういった事を直に聞いて感慨を持つことで、スポフェス当日頑張っている彼女たちを見てますます応援してしまうのだろうなぁと思った次第です。
最後のMCはどこでもしゃべっている（伝えている）であろうこのツアーの根っこにある想いに加えて、上記の感動話がありました。「トウモロコシ〜」や「晴れ〜」で皆が同じフリをしてくれているのを見ると”うわぁ〜”となるらしく、何よりもライブが楽しくて、ファンの皆と同じ空気を吸って、同じ感動や喜び、時間を共有できる事が嬉しいというその想いをどうやったらみんなに判って貰えるだろうか・・・という一心で出てきた話のように感じられました。
＊
圭ちゃんは相変わらずソロに関しては素晴らしいパフォーマンスを披露、難易度の高い楽曲なのですが、完璧に自分のモノにしています。その一方でトークでは会社員発言をするなど、そのギャップが何とも言えず良かったです。
裕子姉さんの「DO MY BEST」は君津よりも盛り上がった感がありました。まだ全然デフォではないのですが、「ドライブに行こう〜」の後にFu〜！を入れるのがかなり良い感じです。
＊
最後に会場に関してですが、前にも書きました通りこのホールはかなりお勧めです。画像は小さくて判りにくいですが、余裕を持った敷地に建てられたホールは形状、スリット（採光）、間接照明などで趣のあるモノに、今回のなちコンでは舞台照明がかなり印象的な使われ方をするのですが、高い天井のホールはその効果が十二分に発揮され、音響も文句ない素晴らしさです。駅からの道のりも含め、もう一度足を運びたいと想わせるような雰囲気があるのでした。
