「女子かしまし物語」考

melon_kinenbi2004-07-07

つんくPが何と言おうと、メンバーのキャラに近い、又は錯覚させるような歌詞を持ってきているのは事実です。例えば高橋の部分などはそのままな訳ですが、それは訛りキャラというものが極めて分かり易く一般的で、ありがちな設定であると言えるでしょう。
田中の部分のヤンキーキャラなども一般的な分かり易い設定で、事実加入当時の彼女だったらドンピシャな訳ですが、現在の彼女にはもはやそういったカラーは似合いません。もちろんそういった認識をするのはコアなファンなので、もし彼女がそれっぽい(シャボン玉の時のような)衣装で歌えば薄々の視聴者には彼女はヤンキーキャラに映るのですが、いつしかギャップを意識するのではないかと思います。
で、騒がれている辻の部分などはやはりその歌詞に違和感があるからに他なりません。実際なんで彼女にこの歌詞なんだろうと自分も思ったのですが、彼女の行動、キャラは奇跡と表現される部分が多く、あまり一般性がない気がします。ですので彼女にこの歌詞があてがわれたのでは・・・と思っています。
あと女の子の日常、年頃の関心をイメージしている為ヘアスタイルの歌詞をあてがわれたメンバーが3人もいるのですが、紺野はまるっきりハズレ、新垣も半分当たっているものの彼女の場合はデコ出しor前髪下ろしの方がポイントでちょっと外れた感じ、歌詞通りなのは加護だけです。

今回のシングルは分かり易い(ループで刻んだ)メロディ+下世話な歌詞といった路線で方向性がしっかりしており、それはある意味娘。っぽいとも思っています。
ただ歌詞が若干練られていない、チョイスが間違っている部分があって、その歌詞をあてがわれているメンバーはかわいそうかなぁと思います。
個人的にかわいそうと思ってしまうのは紺野、辻などは逆に美味しいのではないかと思っています。
練られていないと感じるのは体型に関する歌詞が皆無なこと、一応矢口の部分で色気とかセクシーといった単語は出ていますが、年頃の女性がもっとも敏感になるであろうその部分に全く触れていないのがこの楽曲の下世話さを薄くしている気がします。

で、自分ならといった提案ですが、紺野には上でも書いた通り体型に関する歌詞をと思います。内容的には「ナイスバディなのに顔のせいで気付かれない、ほっぺの肉が恨めしい」といったモノが良いのではないかと思います。

シングルリリースは22日、6分の楽曲をフルで一般層に届けるのはなかなかに難しいとは思うのですが、リリース直後に絶好の機会が・・・そう、27時間テレビです。
番組中でこの曲のオケがBGMで使われたり、ライブ会場と結んで中継が入ったりしたら、かなり効果的にこの楽曲をアピール出来るのではないかと思っています。
片岡組と聞けば岡ちゃんのステージへのドッキリ出演等も期待してしまう訳で、そこら辺でも今年の27時間テレビは見逃せない要素満載かと思っています。